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- ごあいさつ -

1990年代の始めごろ、多摩の森の保全・育成の活動をしていたグループが「東京の林業家と語る会」を立ち上げ、その後1995年に「東京の木で家を造る会」に移行しました。林業活性化のために、適切に材を伐採、再生産する仕組みを、川上から川下まで包括的に捉えて、考えていくことになりました。この理念に共感した林業家、製材業、建築施工、設計者、建て主が、林地で植林、草刈、枝打ちなどの作業をしながら、2001年には「事業協同組合東京の木で家を造る会」が発足しました。2018年に志半ばで事業協同組合は解散しましたが、この間東京の木を使って建てられた住宅は100棟近くに及びます。「語る会」から30年の紆余曲折を経てこのたび、設計者有志で「東京の木で家を造る会」を[東京の木で家をつくる会]に改め、より身近かに東京の森と触れ合いながら、これまでの活動と実績を無にしないよう、さらにはこれからの持続可能な森の営みに向けて、少しずつ活動していくことにいたしました。よろしくご賛同いただきますよう、お願いいたします。

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